基礎知識

DeFi分散型金融とは?ブロックチェーンははBTCだけじゃない!初心者向けに解説🌟

foxcoinblog

近年、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産が注目され、たくさんの人がその価値と可能性に目を向けています。

しかし、暗号資産の世界はビットコインだけではありません🌟その背後には、革命的な金融の仕組みがどんどん進化していっています。

そんな中最近よく耳にするのが「DeFi」=「デフィー」とか「ディーファイ」とか呼ばれているもの。

この「DeFi」はDeFi=Decentralized Finance の略で、日本語でいると「分散型金融」と訳すことができます。

DeFi分散型金融とは?

伝統的な銀行や金融機関を介さずに、個人間で直接的な金融取引を可能にするこの新しいシステムは、金融の未来を大きく変える可能性を秘めています。

でも、まだ多くの人はDeFiについて詳しく知らないし、そもそもDeFiというものが難しいと思っているようです。

ぶーちゃん
ぶーちゃん

DeFi、、分散型金融って聞くけど、よくわかんないです~💦

キツネコ
キツネコ

まだまだメジャーではないけど、Ethereumの登場でDeFiのエコシステムはどんどん進化していってて、今では私たち一般人でも使えるようになってきてるよ。

今回はDeFiの基本からその魅力、そして実際の利用方法までを、初心者でも分かるように解説していきます。

ビットコインだけじゃなく、ブロックチェーンを基にした金融の可能性に目を向けてみましょう。

DeFiとは?暗号通貨のブロックチェーンを使ったシステム

10年以上前にビットコインがサトシ・ナカモトによって紹介され、最初の分散型暗号通貨として誕生しました。

これは、中央権力に依存しないピアツーピアの通貨システムとして設計されたもので、DiFeの考え方の基になることです

そしてそのビットコインに用いられたブロックチェーンシステムを使って、さらなる革命が起こったのが、「DeFi」、分散型金融です

DeFiとは、従来の金融システムや銀行を必要とせず、スマートコントラクトを活用して様々な金融サービスを提供する技術のことです。

例えば、銀行を介さずにお金を貸し借りしたり、新しい種類の投資を楽しんだりできます。

まるで初めてのスマートフォンが登場したときのことを思い出してみましょう!

それまでの常識がひっくり返るように、スマートフォンは通信機器の概念を全く変えて、文字通り無限の情報と機能を私たちの手にもたらしてくれました。

スマートフォンとは言ってももうphone(電話)だけではない。手のひらの中にパソコンを持っているようなものです。

DeFiは暗号資産の世界にさらに新しい可能性を開いて、金融の土台そのものを変えました。

ビットコインが築いた基盤の上に、さらなるイノベーションが続々と生まれていて、その代表のようなものです。

DeFi(分散型金融)とは?暗号資産の違い

DeFi(分散型金融)というのは暗号資産とは、同じブロックチェーンというシステムを使っているけど、全く違うものになります。

それぞれの特徴を見ていきましょう!

暗号資産(Cryptocurrency)

  • 暗号資産とは、ビットコインやイーサリアムなどのデジタルな資産や通貨のこと。
  • ブロックチェーン技術を基盤として作られ、分散型の台帳に取引情報が記録されている。
  • 中央の管理者や中央銀行が存在しないため、分散型であり、ピアツーピアの取引が可能。

DeFi(分散型金融)

  • DeFiは、従来の金融システムの機能をブロックチェーン上で実現しようとする新しいアプローチやエコシステムのこと。
  • DeFiプラットフォームやアプリケーションは、スマートコントラクトを用いて構築されてて、自動化された金融サービスを提供している。
  • 例えば、貸し出し、借り入れ、取引、金利の収益化などのサービスがDeFiの中で提供されています。
  • DeFiの多くは、イーサリアムブロックチェーン上で構築されているけど、他のブロックチェーン上で動作するDeFiもあります。

暗号資産はデジタルな「通貨」であって、DeFiはその暗号資産を利用して「金融サービス」を提供するエコシステムや技術のことで、ウォレット内でのスワップサービスもそれにあたります。

DeFiの主要なサービスと利用シーン

DeFi、つまり分散型金融は、従来の銀行や金融サービスをデジタルの世界で再現し、さらに革新しています。具体的なサービスを4つ紹介します。

  1. 貸し出しや借り入れ
  2. 分散型取引所 (DEX)
  3. ステーキング
  4. 保険

Defiとは?貸し出しや借り入れができる

DeFiプラットフォームを利用して、ユーザーは自分の持っている暗号資産を他のユーザーに貸し出すことができます。逆に、資金が必要なユーザーはこれを借りることができます。

例えば、Aさんが余分な資金を持っているなら、DeFiプラットフォームを介してBさんに貸し出し、利息を受け取ることができます。

Defiとは?分散型取引所 (DEX)が可能

これは従来の仲介業者を必要としない取引所で、ユーザー間で直接取引が行われます。

Cさんが特定の暗号資産を売りたい場合、DEXを使用して直接Dさんに売ることができます。

ユニスワップを代表としたウォレットでは、このDEXに繋ぐことができるものが多くあります。

トラストウォレットも、コスモステーションも、セーフパルウォレットもそれぞれのチェーンのDEXに繋ぐことができます。

取引所に送らなくても自分のスマートフォンの中で、暗号資産の交換ができるというのは本当に画期的なものですね🌟

ステーキング

ユーザーは自分の持っている暗号資産を特定のプロジェクトに「預ける」ことで、報酬を受け取ることができます。

キツネコ
キツネコ

銀行の定期預金のようなものだね!でも銀行の定期預金よりもぐっと利率が高くなっているよ

この預けることで享受できるAPR(年利)は通常の銀行定期預金をはるかに超える利率で、目を疑うような物もあります。

保険

保険とは異なり、DeFi保険はスマートコントラクトを利用して、特定のリスクに対する保護を目的としたものです。

保険、と言ってピン と来ない人も多いと思いますが、例を挙げるとすれば、注目されている保険プロジェクトの一つにNexus Mutualというものがあります。

これはスマートコントラクトのバグやハッキングに対するカバレッジを提供しているものになります。

こういったサービスが、中央の管理者や仲介者を必要とせず、全てのユーザーが公平にアクセスできるように設計されてる、というところがDeFiの凄いところだね!!

キツネコ
キツネコ

DeFiの利点と課題

ここまでのお話で、DeFiの凄さは感じてもらえたでしょうが、もちろんDeFiにも問題点はあるので、DeFiの利点とこれからの課題を考えてみましょう!

DeFiの利点

DeFiの利点を大きく2つ挙げると、アクセス性に優れているということと、透明性が高いということが挙げられます。

世界中の誰もが銀行や金融機関を利用することなく、金融サービスにアクセスできます。

これにより、従来の金融システムから疎外されていた多くの人々に、新しいチャンスがあります。

これは、今まで従来型の銀行サービスが行き渡っていないところにDeFiが銀行の代わりに定期預金などを提供できるといことです。

例えば、アフリカは銀行の普及率は50%を満たないのですが、(地域によっては20%満たないところも!)携帯電話による通信環境が急速に整って、モバイルマネーは世界シェアの70%を占めていると統計が出ているので、そういった人たちにはDeFiがもっと早く普及していくのではと考えられますよね!

スマートコントラクトを使用することで、取引は公開され、誰もがその内容を確認することができるという、透明性もあります。

今までの銀行の中は何があっているのかは一般人にはわからないことがたくさんですが、DeFiはブロックチェーン、分散型金融なので、透明性に優れていますね!

DeFiの課題

Defiの課題はをあげるとすれば、複雑性と、セキュリティです。

一部のDeFiプロダクトは初心者にとっては複雑で、誤った操作が大きな損失を招く可能性があります。

特に、DeFiはほとんどが英語表示になっています。

翻訳されたものも日本語としては専門用語の域になるため、最初は難しく感じるでしょう。

また管理者がいないということは、全て自己責任です。

銀行であれば、間違った操作をしても銀行の人が最終確認をしてくれるので、操作での損失というのはありませんが、DeFiはちょっとの間違いで大きな損失が有りうるということです。

スマートコントラクトのバグや攻撃のリスクがあり、ユーザーの資産が危険に晒されることがあります。

DeFiはたくさんの人がアクセスできる環境であるため、情報を書き換えることはできないのですが、その資産を引き出すことができるという、暗号資産特有のハッキングリスクがあることは否めません。



DeFiの潜在的な可能性は計り知れませんが、その成長とともに多くの課題も明らかになってきました。

これからは、より使いやすく、安全性を高めたDeFiプロダクトの登場が期待されます。

また、規制やガバナンスの確立により、DeFiの持つリスクを最小限に抑えることが求められるでしょう。継続的なイノベーションと共に、DeFiは金融の未来を形成していくでしょう。

DeFi(分散型金融)についてのまとめ

ビットコインの登場以来、暗号資産の世界は目覚ましい進展を遂げてきました。

その中でも、DeFi(分散型金融)は、次世代の金融システムを構築するための新たな波として注目を集めています。

DeFiは、従来の中央集権的な金融システムの限界を超え、金融アクセスの機会を世界中の人々に提供しようとしているのです。

でも、新しい技術やシステムが持つ魅力と同時に、未解決の課題やリスクがあります。

DeFiの世界は進化し続け、それに伴って、私たちもその変化や成長を学び続けないといけないでしょう。

今回のお話を通じて、DeFiの基本的な概念やその魅力、そして課題を知ってもらえたのではないでしょうか。

この新しい金融は魅力的でありますが、十分な情報と知識を身につけることが重大切です。未来の金融は、私たち一人一人の手の中にあるのかもしれませんね。

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ABOUT ME
キツネコ
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暗号資産投資家
仕事をしながら家事と育児とやってます。以前から子どもの教育資金や、老後のことを考えて資産運用をやっていますが、株式投資とはまた違って、暗号資産は自分で管理、自分で増やすことができる資産運用。 2025年のビットコインの爆上げを狙って、資産倍増計画をしてます♪ ・簡単・怖くない・誰でもできる 暗号資産の管理方法や活用方法を発信します。
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