2023.07.28 2023.10.14

新しい資産運用、暗号資産投資

foxcoinblog

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ここ数年資産運用という言葉をあちこちで聞くようになりました。2019年に金融庁が発表した、「老後に2000万円不足する」という報告が引き金になり、政府任せにするのではなく、これからは自分の老後は自分で作る、というように意識が変わってきたのかもしれません。

暗号資産での資産運用は、比較的新しい運用法で、まだまだ知らない人が多いと思います。今回は今までの資産運用と暗号資産運用の違いや、そのメリットとデメリットをわかりやすく説明していきます。
この記事を読めば、暗号資産の運用は簡単に、誰にでもできるものというのが理解できるようになります。難しい言葉はなるべく使わないので最後まで安心して読んでください。

Contents

今までの資産運用といえば
暗号資産による運用
暗号資産投資の3つのコツとは
まとめ

今までの資産運用といえば

資産運用と言えば、多くの人が「株式投資」というけれど、他にもいろいろあるよ。まずはポピュラーな投資を確認してみよう。

キツネコ

今まで資産運用と言えば、株式投資や債券投資、不動産投資や投資信託など、をイメージしていたと思います。また広い意味で言えば銀行預金も銀行に預け、利息を得ているので投資ということになります。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

株式投資

企業の株を購入して、株価の上昇によって利益を得る方法。企業の中には業績に応じて分配金を配当として株主に還元しているところもあります。

債券投資

政府や企業から発行された債権を購入し、利息を得る方法。比較的安定した収益を求める人に向いていると言われてます。

不動産投資

不動産を購入して収益を得ることで、収益は主に2つ。物件を借りてに貸し出して収益を得る方法と、不動産の価値が上昇した時に売却して利益を得る方法です。

投資信託

比較的リスクが少ないと言われている方法で、複数の投資家の資金を集めて運用する方法で、証券会社や銀行がとりまとめをしてくれています。

銀行預金

資産運用と意識している人は少ないと思いますが、この銀行預金も、銀行に預けて利息を得ているので、資産運用の一つになります。

一度は耳にしたことがある投資先だと思うよ。銀行預金が資産運用というのは、意識してなかったという人も多いのかもしれないね。

キツネコ

暗号資産による運用

暗号資産は証券会社のような間を通す業者がいない運用方法です。今でこそ、大手の暗号資産の取引所が、ステーキングサービスや、レンディングサービスを始めてはいますが、まだまだトレードの方が馴染みがある感じですね。

まずは暗号資産でできる運用方法を4つ紹介します。

暗号資産を使っての運用はたくさんあるけど、今回は初心者の人でもわかりやすい4つの方法に絞って説明していくよ。

キツネコ

安く買って高く売る
ビットコイン積み立てをする
ステーキング
エアドロップをもらう

安く買って高く売る

単純ですが、安く買って高く売れば利益がでます。暗号資産は少ない金額から、自分のスマホでカンタンに売り買いができます。ただこれは、暗号資産の値動きがわかっている人向きで、初心者の人には値動きの幅も大きいのであまりお勧めできません。

ビットコイン積み立てをする

オススメはこれ、ビットコイン積み立てです。大手の暗号資産取引所がやっているサービスにもあります。毎月決まった金額を、（銀行の積み立て預金のように）毎月ビットコイン購入に充てるというものです。
ビットコインは4年に一度の半減期に価格が上昇することが期待できるので、そのリズムを考えたら安いうちに少しずつ積み立てしておくのは良い手法になります。

ステーキング

国内では一部の取引所でやっているのステーキングサービスです。
SBI VCトレードでポルカドットやカルダノのステーキングサービスをやっていますが、その利回りが、銀行預金などと比べ物にならないくらい高いのです。
ポルカドットであれば、手数料を差し引いても年利13％超です。びっくりする利率ですよね。

ただ、この利回りというのが価格に対してではなく、そのコインの枚数に対しての利回りになります。

例えば100枚のポルカドットを預けていたら、年利13％で増えるので、1年たてば113枚になる。というものです。

ポルカドットの値段が上がれば、日本円に対する利益は13％どころではなくなります。もしも購入した時よりも価格が下がったとしても、枚数が増えているので買った時の価格に戻るまで売却せずに持っていればOK！ということです。

エアドロップ

もう一つ、暗号資産ならでは資産運用がエアドロップです。

暗号資産の中にはコインをもっているだけで、他のコインをもらえたり、サービスが始まる前にそのサイトにアクセスするだけで後々新しいコインを配布してもらえる「エアドロップ」という増やし方があります。

エアドロップとは新しい暗号資産を発行するときに一部を無料配布するイベントですが、一番有名なのが2020年にあった「ユニスワップ」というDEXのエアドロップです。ある一定の時期までにユニスワップというDEXに登録利用した人に、UNIスワップのコイン、UNIを配布しました。当時日本円で15万円ほどでしたが、感染症の給付金もあったころだったため、UNI給付金と言われてもいました。

そのUNIスワップは一躍有名になったわけですが、有名になったのはUNIスワップだけではなく、エアドロップというキャンペーンです。そのUNIのエアドロップ以来、2023年の今でも、暗号資産界隈では至る所でエアドロップが降ってきています。

暗号資産投資の3つのコツとは

暗号資産での投資をするにあたって、気を付けていることが大まかに言うと3つ！と思っている。株式投資と同じところもあるけど、この3つは必ず意識していきましょ。

キツネコ

余剰資金でする
トレードをメインにしない
エアドロップを活用

余剰資金でする

まず一つ目、一番大事なことになります。どんな投資でも同じですが、余剰資金でするというのが大前提です。余剰資金というのは手持ちの資金のうち、生活費や非常時に備えている資金を除いた資金です。

目安としては「資産から半年分の生活費を引いた残りの金額」と言われています。例えば預貯金が500万あったとして、毎月の生活費が40万円かかるとしたら、40万×6（半年）で、240万。500万から240万を引いた260万円が余剰資金というわけです。普段の生活に欠かすことのできない生活費やいざという時の備えとしての貯金は余剰資金とは言いません。暗号資産投資はもちろん、株の投資であっても、投資するのは余剰資金で、というのをしっかりと肝に銘じておいてください。

トレードをメインにはしない

暗号資産の運用のコツ、2つ目はトレードをメインにはしない。ということです。

暗号資産は1日のスプレッドが大きいと言われています。スプレッドとは値段の幅、ここでは1日の値段の幅と思ってください。

一日の中での一番安いときと、一番高いときの値段の幅が大きいのです。株の取引きであれば、ストップ高やストップ安というのがあって、あまりにも値動きが激しいときは取引ができなくなる、というように設定されていますが、暗号資産のトレードにはストップ高やストップ安がありません。もちろん、うまくいけば一日だけで大きな利益を得ることはできますが、逆を考えたら一日大きな損をしてしまう場合もあるのです。トレードは慣れている人、相場を読むのが上手な人がするもので、短期で売買をして資産を増やすことはできるかもしれませんが、特に初心者の人がそれで利益を得るのはとても難しいでしょう。暗号資産の運用は、そのトレードをメインに考えるのではなく、長い目で見たキャピタルゲインや、持っているだけで資産が増えるステーキングサービスやレンディングサービスなどを上手に利用するのがよいでしょう。