暗号資産ってなに?初めての人にもわかりやすく解説!

暗号資産と聞いて、よくわからない、怪しい、怖い、という人がいますが、実は暗号資産はとても透明性のあるもので、勉強さえすれば安全に使うことができるのです。
暗号資産と言えばビットコイン

2009年に登場した最初の暗号資産がビットコインです。暗号資産を語る上で外せないビットコインを例に、暗号資産をわかりやすく説明していきますね。
一言でいうと、ビットコインというのはインターネット上でやり取りできる電子データです。一番の特徴が、取引の記録がブロックチェーンという公開台帳に保存されていて、全ての取引がいつでも誰でも見ることができるという、とても透明性のあるものなんです。
ビットコインは(法定通貨とは違って)発行上限というのが決められてて、2140年ごろまでに、2100万枚のビットコインが発行されるようにプログラムされているのです。
この発行上限があるとこいうことで、ビットコインの供給が一定の上限で制限されるので、インフレの影響を受けにくくなって、需要が増えても供給は増えないので、価格が上昇する可能性が高くなっているんです。
まるで地球上にある金(ゴールド)と同じように数に限りがあるため、ビットコインのことはデジタルゴールドとも呼ばれているのよ。

ビットコインでできること

ビットコインはデジタル通貨なのでいくつかのことができます。
- 支払い手段
- 送金と受け取り
- 投資
- 取引所で取引に使う
- チャリティへの寄付
ここ数年はビットコインの認知度も上がってきたので、使う幅も増えてきていますね。
支払い手段
有名なのは大手家電量販店のビックカメラが2017年に支払い手段として受け入れを開始しました。
ほかにもソフマップや地方の宝飾店などで使えるところがあります。
海外やオンラインサービスのあるお店ではほかにもビットコイン決済を受け付けているところがあるようです。
送金と受け取り
個人間で送金が簡単にできます。
自分のウォレットからほかのユーザーのウォレットへ送金したり、受け取ったりします。
電子データなので、送金のことを送信、受け取りのことを受信という表記のウォレットもあります。
投資
ビットコイン、一部の人は長期的な投資として購入、保管しています。(キツネコもそうです。)
取引所で取引
ビットコインはほかの暗号通貨と交換することができます。
チャリティへの寄付
一部の慈善団体がビットコインで寄付をすることを受け付けています。
ビットコインは暗号資産の中でも使い道の多いコインだよ。暗号資産の中の基軸通貨とも呼ばれているんだ。

カンタン♪暗号資産の買い方
今は暗号資産取引所のCMもたくさん流れてるよね。取引所の運営先も大手ばかりで、そういうところからもこれから暗号資産が伸びていくというのがわかるよね。

大まかな手順は以下のようになります。
- 暗号資産の取引所開設
- 日本円入金で、取引所によっては1円からでも購入可能
- 好きな通貨を購入
取引所開設
暗号資産を購入する方法はまずは日本の暗号資産取引所の口座を開設して、そこから購入するのがポピュラーで安全でしょう。
暗号資産の取引所はたくさんあるので自分が使いやすいと思うところ、またコインの種類もたくさんあって、全ての取引所が全部のコインを取り扱っているわけではないので、自分が欲しいコインの取り扱いをしている取引所を開設しましょう。
今はスマホがあれば、誰でも簡単に登録ができるようになっていて、早ければ数時間で開設できてすぐに購入できる取引所もあります。
必要なものは身分証明書。免許証やマイナンバーカードです。サイト内で免許証を撮ったり、自分の顔を撮ったりしながら、そのまま送信すれば数時間後にはアカウント開設ができます。
日本円の入金
取引所の開設ができたら、日本円を銀行振り込みか、コンビニ入金でその取引所に送って、好きな通貨を購入することができます。
株を買うとなると、やはり1万円単位のお金が必要ですが、暗号資産はごく少額からはじめられるのも魅力の一つ。なんと1円から買えるところもあります。
銀行振り込みの場合、系列のネット銀行からだと手数料無料などもあるので、上手に使うとよいでしょう。
コンビニでのチャージも手数料無料のところが多くなってきましたよ。
通貨の購入
暗号資産の取引所によっては、「取引所」と「販売所」があるところがあります。その場合は「取引所」の方で購入すると多少安く購入することができます。
取引所は個人同士がその取引所の場所を使って、いくらで買いたい、いくらで売りたい、と交渉しながら売買をする方法であり場所。
叶うかどうかは別として、自分がいくらで買いたいかという希望価格を提示することができるよ。

販売所はとの暗号資産の取引所があらかじめ購入してもっている通貨を、買いたいと言っているユーザーに販売する方法であり場所。販売所のいう値段で購入することになる。
販売所と取引所の画面がわかりにくいので、ここは注意したいところ!!

ビットコインこれからどうなる
ビットコインは来年2024年に半減期を迎えますが、この半減期の翌年には爆上がりすると言われてい。
キツネコと一緒に過去の半減期を振り返ってみよう。
- 2012年50枚から25枚へ
- 2016年25枚から12.5枚へ
- 2020年12.5枚から6.25枚へ
2012年 初めての半減期の時はまだ知名度もなく、市場規模も小さかったのでそんなに激しい値動きはなかったようです。
2016年 2度目の半減期は12.5枚になったのですが、市場規模も大きくなって、ユーザーも増えていたことからか、半減期以降緩やかに価格は上昇して、この2回目の半減期の翌年には、ビットコインは約80%もの価格の高騰を記録し、ビットコインバブルと呼ばれたのです。
2020年 この年の半減期には6.25枚になりました。市場規模はさらに拡大。名実ともにデジタルゴールドの地位を確立したビットコインは、半減期の翌年には史上最高値の770万円まで価格が上昇しました。値動きは、半減期前には少し下がってくるものの、そのあとには緩やかに上昇に転じて、翌年に爆上がりという流れです。
そして次の半減期が2024年で、3度目(2020年)の半減期のころに比べ価格、市場規模、知名度ともに上がってきています。
ビットコインは少しずつブロックチェーンのブロックが生成されるたびに世の中に放出されていて、その放出の枚数が、最初は50枚で4年毎に半減していっているのです。2012年には25枚。2016年に12.5枚。その次の2020年には6.25枚。そして、来年2024年には3.125枚に減っていきます。
その半減期の翌年には価格が10倍近くに跳ね上がっているのです。
ビットコインは、誰かの都合で価格操作することもできません。
このビットコインの値動きを知ってるだけでわくわくしてしまう
1000円だけでも買ってたら、、、夢があると思う。

暗号資産の注意点
暗号資産は取引所の数も多く、もうポピュラーな投資先と言えるとは思うけど、簡単に送金できるからこそ、いくつか注意してほしいことがあるよ

- 個人間の送金をミスしてしまっても自己責任
- 個人のウォレットに送って、などという詐欺もあるので気を付けて!
- 自己管理のウォレットの場合、秘密キーをなくしてしまうともう元にもどらない
- 暗号資産で利益が出た部分にも税金がかかるので申告しよう
例えば銀行からほかの人の銀行口座に送金するときは、送金先の番号が違っていたりすると、銀行の人が教えてくれますが、暗号資産の送金はP2Pなので個人で勝手にやり取りしているため、間違えてしまったらもう取り返しはつきません。
どこからどこに送ったのかは、履歴を見ればわかるのですが、その送った先の個人情報というのはわからないので、取り戻すことは限りなく不可能に近いです。
そして個人の特定が難しい送金先になることから、詐欺案件の振り込みに使われることもしばしばあります。
「うまい話には裏がある」ではないですが、良い話を聞いても一旦冷静になって確認をしてから対応するようにしましょう。
また自己管理できる暗号資産のお財布、ウォレットですが、秘密キーというウォレットの復元のためのパスワードがあるのですが、それをなくしてしまうともう二度と出し入れができなくなってしまいます。
登録した暗号資産取引所のパスワードを忘れてしまった場合は、その取引所に連絡をして本人確認をすれば新しいパスワードの設定ができますが、個人のウォレットの秘密キーは誰も責任を取ってくれません。
日本円を入れているリアルなお財布を落とすのと一緒だよ💦

秘密キーは絶対に無くさないようにしましょう。
そして、暗号資産で利益が出たら もちろん税金の対象になります。
年間の利益が一定額を超えたらしっかり確定申告をしようね!

まとめ
暗号資産を買うのは思っていたよりもお手軽な感じがしませんか?ほんとに身近になってきましたよ。
購入から保管、そして売却まで、全て自分のタイミングで、自分が実際にするので、最初はドキドキしますが、慣れてしまえば楽しく感じられると思います。
1円から買える取引所もあるので、まずは少額から試してみてはいかがでしょう。
