暗号通貨と電子マネー:2つのデジタル通貨の違いとメリットデメリット


キツネコ先生!最近モバイルSuicaをスマホにいれました。タッチで電車に乗れるし、チャージも簡単だし、すごく便利!暗号通貨も同じスマホの中に入ってるから、同じように使えたらいいのに~💦

モバイルSuica、便利だよね!そのうち暗号通貨で電車に乗れる世界になるかもしれないけど、今はまだ難しいよね💦今回はその電子マネーと暗号通貨の違いを分かりやすく説明していくね!
この記事でわかること
- 電子マネーと暗号通貨の共通点
- 電子マネーと暗号通貨相違点
- 電子マネーと暗号通貨それぞれのメリットとデメリット
- 電子マネーと暗号通貨の使い分け方
電子マネーと暗号通貨の共通点と相違点

まずは、電子マネーと暗号通貨の共通点から考えてみましょう!
このふたつはどちらもデジタルな形での資産や価値の表現として使われます。
どちらも同じようにスマホ一つで動かすことができます。
共通点は、手に取ることができないデジタルな形で価値を表現するものでしょう!スマホ一つで、電子マネーであれば自分で支払いをすることができて、暗号資産であれば自分で送受信をすることができるというところです。
「デジタルで価値を表しているもの」で、その価値がどうやらどちらもお金と同じようだ!というところだけを見れば同じような気がするという人がいるのもわかります。
でもこの2つは大きく違います。
一番大きな違いは、中央集権と非中央集権で、電子マネーは企業や銀行が発行・管理する中央集権的なデジタル資産であり、暗号通貨は非中央集権的なネットワーク上で動作するブロックチェーン技術に基づくデジタル通貨であるというところでしょう。
そして、ユーザーにとって大きなポイントはその通貨の安定性の違いでしょう。
どちらも通貨として使えるのですが、電子マネーは通常1単位が1国の法定通貨と等価(例: 1ポイント = 1円)で流通しているのに対し、暗号通貨は価格の変動が激しく、投機的な要素が強い場合があって、そのおかげでトレードなどにも使う人が多くみられます。

キツネコが考える、暗号通貨、電子マネーのメリットデメリットを説明するね。
暗号通貨のメリットとデメリット

暗号通貨とは、インターネット上で使われるデジタルな通貨のことです。
暗号通貨のメリットは
その名前の「暗号」が意味するのは、情報を守るための技術のことで、暗号通貨はその取引や記録が高度な技術(ブロックチェーン)で守られています。
伝統的なお金とは違って、暗号通貨は中央の銀行や政府が発行や管理をしないのが大きな特徴だね!

中央銀行や政府の代わりに、多くの人々のコンピューターがネットワークを形成し、その中で通貨の取引や新しい通貨の発行を行っています。
この仕組みのおかげで、暗号通貨はどの国にも属さず、国境を問わずに自由に取引できるのが魅力です。さらに、手数料が低い、送金が迅速などのメリットもあります。
暗号通貨の世界を複雑に感じる人もいるかもしれませんが、基本は「中央に頼らない自由なデジタル通貨」と捉えると、少し理解しやすいかもしれません。
そして銀行口座を持てない地域の人々や、従来の金融システムから疎外されている人々にも、金融サービスへのアクセス機会を提供する可能性があるというところが非中央集権制であることのメリットでしょう。

世界中、どこでも同じ条件で使われるというのはメリットになるよね!
暗号通貨のデメリットは
デメリットで最初に考えられるのは価格の「変化の大きさ」でしょう。
暗号通貨のボラティリティ(価格の変動の幅)が大きいので、モノやサービスを購入するときのタイミングで、使われる量が変わってきます。
他にもハッキングリスクや、詐欺の対象にされやすいなどのデメリットもあります。
また、ビットコインで言えばマイニングをするときに必要な電力消費量が大きいので、環境への影響もデメリットと言えます。
電子マネーのメリットとデメリット

電子マネーとは、文字通り「電子的に管理されるお金」のこと。
このシステムは、実際の紙幣や硬貨を持たずとも、カードやスマートフォンを使って支払いを行えるように設計されています。
電子マネーのメリットとは
今までのお金と大きな違いは物理的な形がないってところだよ!

たとえば、コンビニでお買い物をするとき、電子マネー専用のカードやスマホをかざすだけで支払いが完了します。
このとき、システムの中で電子的な情報がやりとりされ、持っている電子マネーの額が減少します。
電子マネーの大きなメリットは、その便利さと速さです。
お釣りを待つ時間もなく、また実際の現金を持ち歩く必要もないので、安全面でも優れています。
日本では、「Suica」や「PASMO」といった交通系のカードや、コンビニなどで使える「nanaco」や「WAON」など、さまざまな種類の電子マネーが存在します。
どれも、それぞれ違う場所や方法でチャージ(入金)できて、日常のいろんな場面で利用することができます。
電子マネーは、現代のライフスタイルに合わせた、新しい形のお金と言えるでしょう。
物理的なお財布を持たなくても、生活する上で必要な支払いをスムーズに行えるのが魅力です。
電子マネーのデメリットとは
電子マネーのデメリットで考えられるので、プラットホームの制約があるということ。
最近は使えるお店もぐっと増えてきましたが、また特定のサービスや店舗でしか利用できない場合があります。
また、オーバースペンドのリスクと言って、現金感覚が薄れることで、支出を過度に増やしてしまう可能性も高くなってしまいます。
このオーバースペンドのリスクは前払い(チャージ)することで軽減はできますが、その前払い方式であれば、いったん支払ったものをキャンセルすることは基本的には難しいです。
世の中にはこの前払い方式でチャージして、そのまま使われてないお金というのもたくさん眠っています。
他にデメリットとして、取引の履歴が保存されることで、購買行動が第三者に知られる恐れもないとはいえません。
まとめ:電子マネーと暗号通貨:違いを理解して利用しよう

こうやって二つを比べてみると一目瞭然で違いがわかりますね!
暗号通貨はまだ電子マネーのようには決済に使えるところは少ないし、ボラティリティの大きさから日常的に使うのには向かないかもしれません。
でもキツネコ大好きなCosmosチェーンの世界では、自分のスマホの中で暗号通貨から日本円に交換できるようになるかも!という世界。
そんな未来もすぐそこかもしれませんが、今はそれぞれの良さを知って、生活の中にうまく取り入れられるといいですね!
